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パントリー増築をdiyで実現!費用や方法、おしゃれなアイデア

 

 

キッチンの収納スペースが足りず、食材や調理器具が溢れてしまっていませんか。

もう少し収納があれば、もっとすっきり片付くのにと感じることは少なくないでしょう。

そんな悩みを解決する方法の一つが、パントリー増築をdiyでおこなうことです。

専門業者にリフォームを依頼すると費用が高額になりがちですが、DIYであればコストを抑えつつ、自宅のキッチンにぴったりの収納スペースを作り出せます。

しかし、パントリー増築をdiyで挑戦しようと思っても、費用はどのくらいかかるのか、賃貸住宅でも可能なのか、具体的な作り方はどうすればいいのか、さまざまな疑問が浮かんでくるかもしれません。

また、せっかく作るならおしゃれで使いやすいものにしたいという思いもあるでしょう。

この記事では、パントリー増築をdiyで実現するための具体的な情報をお届けします。

初心者でも安心して取り組める簡単な方法から、収納力をアップさせるためのアイデア、さらには扉や可動棚の設置方法まで、幅広く解説していきます。

もちろん、挑戦する前に知っておきたいデメリットや注意点もしっかりとお伝えしますので、計画的に作業を進める手助けとなるはずです。

あなたのキッチンをより機能的で快適な空間に変えるための一歩を、この記事と共に踏み出してみましょう。

 

この記事でわかること、ポイント

  • パントリー増築をdiyで行う際の具体的な費用相場
  • 賃貸物件でも可能なパントリーの設置方法と現状回復の注意点
  • キッチンがおしゃれになるパントリー収納のアイデア集
  • DIY初心者が知っておくべき失敗しないためのポイントとデメリット
  • 限られたスペースを最大限に活用する可動棚や扉の設置方法
  • 壁面を有効に使いこなすための棚の取り付けテクニック
  • パントリー増築をdiyで成功に導くための総合的な手順とコツ

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もくじ

パントリー増築をdiyで始める前の基礎知識

ポイント

  • パントリー増築の費用はどのくらい?
  • 賃貸でもできる?現状回復の方法
  • おしゃれな収納を実現するアイデア
  • 失敗しないためのデメリットと注意点
  • 初心者向けの簡単な作り方を紹介

 

パントリー増築の費用はどのくらい?

パントリー増築をdiyで計画する際、最も気になる点の一つが費用ではないでしょうか。

結論から言うと、DIYでパントリーを増築する場合の費用は、その規模や使用する材料、デザインによって大きく変動します。

数千円で実現できる簡易的なものから、数万円以上かかる本格的なものまで様々です。

ここでは、費用の内訳や目安について詳しく解説していきます。

材料費の内訳

費用の大部分を占めるのが材料費です。

主な材料としては、棚板となる木材、棚を支えるための棚受け(ブラケット)や支柱、そしてそれらを固定するためのネジや釘などが挙げられます。

木材の種類によって価格は大きく異なります。

比較的安価で加工しやすいSPF材やパイン集成材は、DIY初心者にも人気があります。

一方で、見た目にこだわりたい場合は、オークやウォールナットなどの高級な木材を選ぶこともできますが、その分費用は高くなります。

例えば、幅90cm、奥行き30cmの棚板を5段設置する場合、SPF材なら1枚1,000円前後で、合計5,000円程度です。

棚受けも1つ数百円からあり、必要な個数分を用意します。

可動棚にしたい場合は、棚柱と専用の棚受けが必要になり、こちらも数千円の追加費用がかかるでしょう。

工具費について

もしDIYに必要な工具を一から揃える場合は、その費用も考慮しなければなりません。

最低限必要になるのは、メジャー、水平器、電動ドライバー、のこぎりなどです。

これらの基本的な工具は、合計で1万円から2万円程度で購入できます。

最近では、ホームセンターで工具のレンタルサービスを行っている場合も多いので、初期投資を抑えたい方は利用を検討するのも良いでしょう。

すでに基本的な工具を持っている方であれば、この工具費はかかりません。

仕上げ材の費用

パントリーをおしゃれに見せるためには、仕上げも重要です。

木材の表面を保護し、見た目を良くするための塗料やワックス、壁面にアクセントを加えるための壁紙やタイルシートなども費用に含まれます。

塗料は一缶数千円、壁紙は数メートルで数千円が目安となります。

これらの仕上げ材にこだわることで、既製品にはないオリジナリティあふれるパントリーを作ることが可能です。

総合的に見ると、シンプルな棚を設置するだけなら1万円以下で収まることもありますが、壁一面に広がるような本格的なパントリーを作る場合は、材料費と工具費を合わせて3万円から5万円以上かかることも珍しくありません。

まずはどのようなパントリーを作りたいのか、具体的な設計図を描き、必要な材料をリストアップして概算費用を算出することから始めてみましょう。

 

賃貸でもできる?現状回復の方法

賃貸住宅にお住まいの場合、「壁に穴を開けられない」「退去時に元に戻さなければならない」といった制約から、パントリー増築をdiyで行うのは難しいと諦めていませんか。

しかし、工夫次第で賃貸物件でも素敵なパントリースペースを作ることは十分に可能です。

重要なのは「現状回復」が可能な方法を選ぶことです。

ここでは、壁を傷つけずに設置できる方法をいくつか紹介します。

ディアウォールやラブリコを活用する方法

賃貸DIYの強い味方として知られているのが、「ディアウォール」や「ラブリコ」といったアイテムです。

これらは、市販の2×4(ツーバイフォー)材の両端に取り付けることで、床と天井の間に突っ張らせて柱を立てることができる優れものです。

この方法の最大のメリットは、壁や天井に一切ネジ穴を開けることなく、柱を設置できる点です。

立てた柱に棚板を取り付ければ、壁面収納のようなパントリーが完成します。

柱の本数を増やせば、より大きな収納スペースを作ることも可能です。

退去時には、突っ張りを解除して柱を撤去するだけなので、現状回復も非常に簡単です。

デザインもシンプルなので、キッチンの雰囲気を損なうこともありません。

突っ張り式のラックや棚を利用する

もっと手軽に始めたいという方には、市販の突っ張り式ラックを利用する方法もおすすめです。

キッチン用の製品も多く販売されており、設置したいスペースの幅に合わせてサイズを調整できるものがほとんどです。

組み立てて設置するだけなので、DIYの経験がない方でも簡単に取り組めます。

デザインやサイズのバリエーションも豊富なので、キッチンの隙間スペースを有効活用したい場合に特に便利でしょう。

ただし、作り付けの棚に比べると、耐荷重が低い場合があるため、重いものをたくさん収納したい場合には注意が必要です。

既存の家具やラックを組み合わせる

壁に何かを設置することに抵抗がある場合は、 freestanding(自立式)のラックやシェルフをパントリーとして活用する方法もあります。

例えば、スチールラックや木製のオープンシェルフなどをキッチンの空きスペースに置くだけで、立派な収納場所になります。

この方法の利点は、後からでもレイアウトの変更が容易なことです。

また、同じシリーズの収納ボックスやかごを組み合わせることで、見た目もおしゃれに統一感を出すことができます。

賃貸物件でパントリー増築をdiyする際は、これらの方法を検討してみてください。

現状回復の義務を念頭に置き、ルールを守りながら、快適なキッチン作りを楽しみましょう。

事前に賃貸契約書の内容を確認し、どこまでのDIYが許可されているかを確認しておくと、さらに安心です。

 

おしゃれな収納を実現するアイデア

パントリー増築をdiyで行うなら、ただ収納量を増やすだけでなく、見た目にもこだわりたいものです。

おしゃれなパントリーは、キッチンの雰囲気を格上げし、毎日の家事を楽しいものにしてくれます。

ここでは、機能的でありながら見栄えも良い、おしゃれな収納を実現するためのアイデアをいくつかご紹介します。

収納アイテムのテイストを統一する

パントリー内がすっきりと見える最も簡単な方法は、収納に使う容器やバスケットの素材、色、形を揃えることです。

例えば、ガラス製のキャニスターで揃えれば中身が見えて分かりやすく、清潔感のある印象になります。

ナチュラルな雰囲気が好きなら、ラタンやワイヤーのバスケットで統一するのも素敵です。

白いプラスチックケースで揃えれば、シンプルでモダンな空間を演出できます。

全てのアイテムを一度に揃えるのが難しくても、まずは色味を白やベージュ、グレーといったベーシックカラーに絞るだけでも、統一感が生まれます。

見せる収納と隠す収納を使い分ける

全てのものをオープンに収納すると、雑然とした印象になりがちです。

そこで、「見せる収納」と「隠す収納」をうまく使い分けるのがポイントです。

パッケージがおしゃれな調味料や、カラフルなパスタ、お気に入りのコーヒー豆などは、あえて透明な容器に入れて「見せる収納」にすると、パントリーが華やかになります。

一方で、生活感が出やすい食品のストックや、あまり見た目が良くないものは、蓋つきのボックスや布で目隠ししたバスケットに入れて「隠す収納」にしましょう。

このメリハリが、洗練されたパントリーを作る秘訣です。

壁紙や照明で空間を演出する

パントリーの奥の壁に、お気に入りの壁紙を貼るだけで、空間の印象はがらりと変わります。

最近では、貼って剥がせるタイプの壁紙も多く販売されているので、賃貸住宅でも気軽に試すことができます。

柄物を取り入れたり、キッチン全体のアクセントになるような色を選んだりするのも楽しいでしょう。

また、照明も重要な要素です。

棚の下に人感センサー付きのLEDテープライトを取り付ければ、扉を開けたときに自動で手元が明るくなり、実用的な上におしゃれな雰囲気を演出できます。

電池式のものを選べば、配線の手間もかかりません。

ラベルを貼って分かりやすく

収納容器に中身が分かるようにラベルを貼ることは、実用面で非常に重要ですが、これもデザインにこだわることでおしゃれな要素になります。

手書き風のフォントを使ったり、アンティーク調のデザインのラベルシールを選んだりするだけで、ぐっと雰囲気が良くなります。

ラベルのデザインを統一することで、パントリー全体に一体感が生まれるでしょう。

これらのアイデアを取り入れて、あなただけのオリジナルでおしゃれなパントリー作りを楽しんでみてください。

 

失敗しないためのデメリットと注意点

パントリー増築をdiyで行うことは、コストを抑えられたり、自分好みのデザインにできたりと多くのメリットがありますが、挑戦する前に知っておくべきデメリットや注意点も存在します。

計画段階でこれらを把握しておくことが、失敗を防ぎ、満足のいく結果につながります。

1. 時間と手間がかかる

当然のことながら、DIYは業者に依頼するのと比べて格段に時間と手間がかかります。

材料の買い出しから始まり、採寸、カット、組み立て、塗装、設置と、多くの工程を自分自身で行わなければなりません。

特に仕事や家事で忙しい方にとっては、作業時間を確保するのが難しい場合もあるでしょう。

週末だけを使って作業を進める場合、完成までに数週間以上かかることもあります。

焦って作業を進めると、怪我の原因になったり、仕上がりが雑になったりする可能性もあるため、スケジュールには十分に余裕を持つことが重要です。

2. 強度や安全性への配慮が必要

DIYで棚を作る上で最も重要なのが、強度と安全性の確保です。

特に、缶詰や瓶、液体調味料といった重いものを収納する場合、棚の耐荷重を十分に考慮して設計しなければなりません。

壁に取り付ける場合は、壁の内部にある下地(柱や間柱)にしっかりとネジで固定することが不可欠です。

下地のない石膏ボードの部分に直接ネジを打っても、十分な強度は得られず、棚が落下する危険性があります。

下地センサーなどを使って、必ず下地の位置を確認してから作業を行いましょう。

また、地震対策として、背の高い棚を設置する場合は、天井との間に突っ張り棒を入れるなど、転倒防止策を講じることも忘れてはいけません。

3. 仕上がりのクオリティ

プロの職人が作るような完璧な仕上がりを求めるのは、DIYでは難しいかもしれません。

木材のカットが少し曲がってしまったり、塗装にムラができてしまったりと、細かなアラが見えることもあります。

もちろん、それもDIYの「味」として楽しむことができますが、完璧さを求める方にとっては、不満が残る可能性もあります。

クオリティを高めるためには、正確な採寸、丁寧な下準備(ヤスリがけなど)、そして適切な工具の使用が鍵となります。

初めてのDIYで大規模なものに挑戦するのではなく、まずは小さな棚作りなどから始めて、少しずつスキルを上げていくのがおすすめです。

4. 予期せぬコストの発生

当初の予算よりも費用がかさんでしまうことも、DIYではよくある話です。

材料の計算を間違えて追加購入が必要になったり、作業中に工具が壊れてしまったり、思ったような仕上がりにならずに材料を買い直したりといったケースが考えられます。

予算を立てる際には、少し余裕を持たせておくと安心です。

これらのデメリットや注意点を理解した上で、しっかりと計画を立てて準備をすれば、パントリー増築のdiyは非常にやりがいのあるプロジェクトになります。

 

初心者向けの簡単な作り方を紹介

「パントリー増築をdiyでしたいけれど、何から手をつけていいか分からない」というDIY初心者の方でも、手軽に挑戦できる方法はたくさんあります。

ここでは、特別な技術や高価な工具がなくても作れる、簡単なパントリーの作り方を2つのパターンでご紹介します。

パターン1:カラーボックスを組み合わせる方法

最も手軽で失敗が少ないのが、市販のカラーボックスを活用する方法です。

カラーボックスは安価で入手しやすく、組み立てが簡単なのが魅力です。

手順は以下の通りです。

  1. 設置したいスペースの寸法を測り、収まるサイズのカラーボックスをいくつか用意します。
  2. 説明書通りにカラーボックスを組み立てます。
  3. 組み立てたカラーボックスを設置場所に並べます。安定性を高めるために、隣り合うカラーボックス同士を連結金具で固定すると良いでしょう。
  4. カラーボックスの上に一枚板の天板を乗せれば、作業台としても使えるカウンター風のパントリーになります。

この方法のメリットは、木材をカットする必要がなく、組み立てるだけで形になる点です。

カラーボックス用のインナーボックスや引き出し、扉などのオプションパーツも豊富なので、収納したいものに合わせて自由にカスタマイズできます。

背面に薄いベニヤ板を貼り、壁紙やペンキで装飾すれば、既製品とは思えないオリジナルな見た目に仕上げることも可能です。

パターン2:すのこ(簀の子)をリメイクする方法

ホームセンターで安価に手に入る「すのこ」も、DIY初心者にとって扱いやすい材料です。

すのこを分解せずにそのまま壁面シェルフとして活用する方法は非常に簡単です。

手順を見ていきましょう。

  1. すのこを好みの色にペイントします。アンティーク風のワックスを塗るのもおしゃれです。
  2. すのこのゲタ(出っ張っている部分)を利用して、ワイヤーバスケットや小さな棚板を引っ掛けます。
  3. S字フックを使えば、キッチンツールなどを吊るして収納することもできます。
  4. 完成したすのこシェルフを壁に立てかけるか、軽いものしか置かない場合は強力な両面テープなどで固定します。

この方法は、特に狭いスペースにちょっとした収納を追加したい場合に最適です。

すのこを2枚蝶番で繋いで立てれば、自立式のシェルフにすることもできます。

これらの方法は、どちらも難しい工程が少なく、DIYの楽しさを手軽に味わうことができます。

まずは小さなスペースから、簡単な方法でパントリー増築のdiyに挑戦してみてはいかがでしょうか。

成功体験を積むことで、次のステップとしてより本格的なDIYに挑戦する意欲も湧いてくるはずです。

 

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パントリー増築をdiyで実践する具体的な方法

ポイント

  • 使い勝手が向上する可動棚の設置
  • 生活感を隠せる扉付きパントリー
  • 壁面を有効活用する棚の取り付け
  • 限られたスペースを活かす収納術
  • パントリー増築をdiyで成功させよう

 

使い勝手が向上する可動棚の設置

パントリー増築をdiyで作るなら、ぜひ取り入れたいのが「可動棚」です。

可動棚とは、棚板の高さを自由に変えられる棚のことで、収納する物のサイズに合わせてスペースを最適化できるという大きなメリットがあります。

背の高い瓶やボトル、高さのある鍋、逆に平たいお皿など、収納したいものは様々です。

固定棚ではデッドスペースが生まれがちですが、可動棚なら無駄なく空間を使い切ることができます。

ここでは、DIYで可動棚を設置する一般的な方法である「棚柱(ガチャ柱)」を使ったやり方を解説します。

必要な道具と材料

まずは、可動棚を作るために必要なものを揃えましょう。

  • 棚柱(ガチャ柱):壁に取り付けるレールのこと。好みの長さのものを用意します。
  • 棚受け(ブラケット):棚柱の溝に引っ掛けて棚板を支える金具。棚板の奥行に合ったサイズを選びます。
  • 棚板:好みの木材。設置したい幅に合わせてカットします。
  • ネジ:棚柱を壁に固定するためのもの。壁の材質に合ったものを選びます。
  • 電動ドライバー:ネジを締めるために必須です。
  • 下地センサー:壁の中の柱(下地)を探すための道具。
  • 水平器:棚柱や棚板が水平に取り付けられているか確認するために使います。
  • メジャー、鉛筆

可動棚の設置手順

準備が整ったら、いよいよ設置作業に入ります。

正確さが求められる作業なので、一つ一つの工程を丁寧に行いましょう。

特に、棚柱を垂直に取り付けることが、棚全体の安定性にとって非常に重要です。

まず、下地センサーを使って、棚柱を取り付けたい壁の内部にある下地の位置を探します。

下地がある場所に鉛筆で印を付けておきましょう。

次に、1本目の棚柱を壁に当て、垂直になるように水平器で確認しながら、ネジで下地に固定していきます。

1本目が固定できたら、棚板の幅に合わせて2本目の棚柱を取り付けます。

この時、2本の棚柱の高さがずれないように、水平器を当てて慎重に位置を決め、同じようにネジで固定します。

同様にして、必要に応じて3本目、4本目の棚柱も設置します。

全ての棚柱が壁にしっかりと固定されたら、棚受けを棚柱の溝に引っ掛けます。

左右の棚受けが同じ高さになるように注意してください。

最後に、取り付けた棚受けの上に棚板を乗せれば、可動棚の完成です。

棚板がガタつく場合は、棚受けと棚板を裏側からネジで固定すると安定します。

この方法であれば、後からでも簡単に棚の高さを変更したり、棚板の数を増やしたり減らしたりすることができます。

家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる、非常に使い勝手の良い収納が手に入ります。

 

生活感を隠せる扉付きパントリー

オープンな棚のパントリーは、物が取り出しやすく見た目もおしゃれですが、中身が常に見えているため、整理整頓を心がけないと雑然とした印象になりがちです。

「パントリーの中身を見せたくない」「キッチンをすっきりとした空間に保ちたい」という方には、扉付きのパントリーがおすすめです。

扉を一枚設けるだけで、急な来客時でも慌てることなく、生活感をさっと隠すことができます。

ここでは、DIYで後から扉を取り付ける方法やアイデアについて紹介します。

1. カーテンやロールスクリーンで目隠しする

最も手軽で簡単な方法が、カーテンやロールスクリーンを取り付けることです。

棚の開口部の上部に突っ張り棒を設置し、好みの布やカーテンを吊るすだけです。

これなら壁に穴を開ける必要もないため、賃貸住宅でも安心して採用できます。

布のデザインや色を変えるだけで、キッチンの雰囲気を手軽にイメージチェンジできるのも魅力です。

ロールスクリーンを取り付ける場合は、棚の上部にスクリーン本体をネジで固定する必要がありますが、開閉がスムーズで見た目もよりすっきりします。

2. パタパタ扉(フラップ扉)を取り付ける

カフェ風のおしゃれな雰囲気を目指すなら、パタパタ扉(フラップ扉)に挑戦してみるのも良いでしょう。

100円ショップなどで手に入る木材やベニヤ板、蝶番(ちょうつがい)を使って作ることができます。

棚の各段の開口部に合わせて木枠を作り、それに板を蝶番で取り付けます。

取っ手をつければ、開閉しやすくなります。

全ての段を隠すのではなく、一部の段だけに取り付けて、見せる収納と組み合わせるのも素敵です。

ペイントしたり、ガラスシートを貼ったりと、アレンジの幅が広いのも特徴です。

3. 本格的な木製扉を取り付ける

DIYに慣れている方であれば、本格的な木製の扉作りに挑戦するのも良いでしょう。

パントリーの開口部のサイズを正確に測り、それに合わせて木材をカットして扉を作ります。

扉を本体に取り付けるには、スライド蝶番や普通の蝶番を使用します。

特にスライド蝶番は、取り付け後に扉の位置を微調整できるため、DIYでもきれいに仕上げやすいのが特徴です。

扉の取り付けは精度が求められる作業なので、慎重に行う必要があります。

取っ手のデザインにこだわったり、扉にモールディング(装飾材)を施したりすれば、まるで造作家具のような高級感のあるパントリーが完成します。

扉を設置することで、ホコリや油汚れから収納物を守るという実用的なメリットも生まれます。

あなたの理想のキッチンスタイルに合わせて、最適な扉の形を選んでみてください。

 

壁面を有効活用する棚の取り付け

パントリー増築をdiyで行う上で、キッチンの壁面は貴重な収納スペースとなります。

床に物を置くスペースがなくても、壁をうまく活用すれば、驚くほどたくさんの物を収納することが可能です。

しかし、壁に棚を取り付ける際には、見た目の美しさだけでなく、何よりも安全性が重要になります。

ここでは、壁面に棚を安全かつ確実に取り付けるための基本的な知識と手順を解説します。

最重要ポイント:下地を見つける

日本の住宅の壁は、その多くが石膏ボードでできています。

石膏ボード自体には重いものを支える力がないため、直接ネジを打ち込んでも、棚の重さや収納物の重みでいずれは抜け落ちてしまいます。

そこで不可欠なのが、石膏ボードの裏側にある「下地」と呼ばれる柱や間柱にネジを効かせることです。

下地は木材でできており、ここにネジを打つことで、棚をがっちりと固定することができます。

下地を見つけるためには、「下地センサー」という道具を使うのが最も確実です。

センサーを壁に当てて滑らせると、下地がある場所で音や光で知らせてくれます。

また、壁を軽く叩いてみて、音が詰まったように硬く響く場所を探すという原始的な方法もありますが、初心者には難しいかもしれません。

安全な棚作りの第一歩は、この下地探しから始まると言っても過言ではありません。

棚受け(ブラケット)を使った棚の取り付け手順

壁面棚として一般的で、初心者でも取り付けやすいのが、棚受け金具(ブラケット)を使う方法です。

アイアン製や木製などデザインも豊富で、キッチンのインテリアに合わせて選べます。

まず、取り付けたい棚の高さと位置を決め、鉛筆で印を付けます。

次に、印を付けた高さで、下地のある場所に棚受けを固定していきます。

一つ目の棚受けをネジで取り付けたら、水平器を使って水平を確認しながら、二つ目の棚受けの位置を決めます。

棚板の長さに応じて、60cmから90cm程度の間隔で棚受けを設置するのが一般的です。

全ての棚受けが水平に、かつ下地にしっかりと固定できたら、その上に棚板を乗せます。

最後に、棚板と棚受けを下からネジで固定すれば、ぐらつきのない安定した壁面棚の完成です。

下地がない場所に取り付けたい場合

どうしても棚を取り付けたい場所に下地がない、というケースもあります。

その場合は、「ボードアンカー」という石膏ボード用の特殊なネジを使用する方法があります。

ボードアンカーは、壁の裏側で傘のように開くことで、石膏ボードに引っかかり強度を出す仕組みです。

ただし、ボードアンカーを使用しても、耐荷重には限界があります。

本や食器などの重いものを置く棚には適していません。

スパイスボトルや雑貨など、比較的軽いものを飾るための棚に限定して使用するようにしましょう。

壁面を上手に活用して、機能的で見せる収納も楽しめるパントリー作りを目指してください。

 

限られたスペースを活かす収納術

パントリー増築をdiyで実現したものの、ただ物を詰め込むだけでは、すぐに使いにくいごちゃごちゃとした空間になってしまいます。

特に限られたスペースの場合、いかに効率よく、そして使いやすく収納するかという「収納術」が重要になります。

ここでは、DIYで作ったパントリーを最大限に活かすための収納のコツをいくつかご紹介します。

1. 「グルーピング」で定位置を決める

まずは、パントリーに収納したいものを全てリストアップし、種類や使う目的ごとにグループ分けをします。

例えば、「粉物類(小麦粉、片栗粉など)」「缶詰類」「レトルト食品」「お菓子作りグッズ」「普段使わない調理家電」といった具合です。

そして、グループごとに収納場所、つまり「定位置」を決めます。

同じ種類のものを一か所にまとめることで、どこに何があるか一目で把握でき、物を探す時間が劇的に短縮されます。

グループごとにケースやボックスに入れて収納すると、さらに分かりやすくなります。

2. 使用頻度で収納場所の高さを変える

パントリーの棚を使いやすくする鉄則は、使用頻度に合わせて収納する高さを決めることです。

最も取り出しやすい「目線から腰の高さ」のゴールデンゾーンには、毎日使う調味料や頻繁に消費する食材など、一番よく使うものを置きます。

かがんで取り出す必要がある低い場所には、お米や水、缶ビールなど、重たいもののストックを収納するのが適しています。

逆に、手を伸ばさないと届かない高い場所には、使用頻度の低い来客用の食器や、季節ものの調理器具、非常食のストックなどを置くと良いでしょう。

このルールを守るだけで、日常の動作がスムーズになります。

3. 縦の空間を無駄なく使う

棚の中に収納ケースを置いただけでは、ケースの上の空間がデッドスペースになってしまいがちです。

そんな時は、コの字ラックや突っ張り棒、吊り下げ式のラックなどを活用して、縦の空間を有効に使いましょう。

コの字ラックを置けば、棚が二段になり収納力が倍増します。

また、パントリーの扉の裏側も貴重な収納スペースです。

扉にワイヤーフックや小さなラックを取り付ければ、スパイス類やラップなど、細々したものを収納するのに便利です。

4. キャスター付きの収納を活用する

パントリーの最下段など、床に近いスペースには、キャスター付きのワゴンや収納ボックスが非常に役立ちます。

重たい根菜類や飲み物のストックを入れておけば、掃除の時や中身を取り出す時に、楽に引き出すことができます。

奥にあるものも簡単に取り出せるため、死蔵品をなくすことにも繋がります。

これらの収納術を駆使して、DIYで作った大切なパントリーを、常に整理整頓された機能的な空間に保ちましょう。

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パントリー増築をdiyで成功させよう

これまで、パントリー増築をdiyで行うための様々な情報をご紹介してきました。

費用やアイデア、具体的な作り方から注意点まで、成功への道筋は見えてきたでしょうか。

最後に、これまでの内容を振り返りながら、あなたのDIYプロジェクトを成功に導くための総まとめをお伝えします。

パントリー増築をdiyで行うことは、単に収納スペースを増やす以上の価値をもたらしてくれます。

自分の手で作り上げた空間には愛着が湧き、キッチンに立つ時間がより一層楽しいものになるでしょう。

はじめに最も重要なのは、焦らず、無理のない計画を立てることです。

いきなり大規模なものに挑戦するのではなく、まずはカラーボックスを使った簡単なものや、小さな壁面棚の設置から始めてみるのがおすすめです。

小さな成功体験を積み重ねることが、次のステップへの自信に繋がります。

次に、採寸の重要性を改めて強調します。

設計の基本となる寸法を正確に測ることは、仕上がりの美しさと機能性を左右する最も基本的な要素です。

数ミリの誤差が、後々の組み立てで大きなズレを生むこともあります。

メジャーを使って、何度も確認しながら慎重に測るように心がけてください。

そして、安全性への配慮は決して怠ってはいけません。

特に壁に棚を取り付ける場合は、下地の確認が不可欠です。

適切な場所に、適切な方法で固定することで、棚の落下といった事故を防ぎ、安心して使えるパントリーになります。

耐荷重を考え、重いものを収納する場合は、それに見合った頑丈な構造を設計しましょう。

賃貸住宅にお住まいの方は、現状回復が可能な方法を選ぶという視点を忘れないでください。

ディアウォールや突っ張り式のアイテムを上手に活用すれば、壁を傷つけることなく、理想の収納スペースを実現できます。

この記事で紹介した可動棚の設置方法や扉のアイデア、おしゃれな収納術などを参考に、ぜひあなたのキッチンにぴったりのオリジナルパントリーを計画してみてください。

自分だけの使いやすい収納が完成した時の達成感は、何物にも代えがたいものです。

さあ、道具を手に取り、パントリー増築をdiyで成功させ、より快適で素敵なキッチンライフを手に入れましょう。

 

記事のまとめ

  • パントリー増築のDIYは費用を抑えて収納を増やせる
  • 費用は規模により数千円から数万円まで変動する
  • 賃貸ではディアウォールなどを使い現状回復可能な方法を選ぶ
  • 収納アイテムの統一がおしゃれな空間作りの鍵
  • 見せる収納と隠す収納のメリハリが重要
  • DIYには時間と手間がかかることを覚悟する
  • 強度と安全性の確保、特に下地探しが最重要
  • 初心者はカラーボックスやすのこの活用から始めるのがおすすめ
  • 可動棚は収納物のサイズ変化に対応でき非常に便利
  • 扉を付けると生活感を隠せてキッチンがすっきりする
  • 壁面への棚取り付けは下地にしっかり固定することが必須
  • 収納術の基本はグルーピングと定位置決定
  • 使用頻度で収納する高さを変えると使い勝手が向上する
  • 縦の空間や扉裏も無駄なく活用する
  • パントリー増築をdiyで成功させるには丁寧な計画が不可欠

 

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