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積水ハウスの24時間換気掃除|壊す前に見て!外し方と水洗いの注意点

※画像にはイメージも含まれます

この記事でわかること、ポイント

  • 積水ハウスの24時間換気を掃除する具体的な手順と方法
  • お手入れランプが点滅した際のリセット手順と対応策
  • 換気システムのフィルター交換時期と購入方法の判断基準
  • 給気口と排気口それぞれのメンテナンスにおける注意点
  • 高所の換気扇掃除を安全に行うための準備とコツ
  • 専門業者にクリーニングを依頼する場合の目安と費用の相場
  • 定期的なお手入れで得られる空気環境の改善メリット

積水ハウスにお住まいの皆様、日々の暮らしの中で室内の空気環境について意識したことはあるでしょうか。

高気密・高断熱を誇る現代の住宅において、計画的な換気は住まいの健康を守る心臓部とも言えます。

しかし、ふと壁や天井を見上げたときに、給気口や排気口の周りが黒ずんでいたり、コントローラーのお手入れランプが点滅していたりすることに気づき、どう対処すればよいか戸惑うこともあるかもしれません。

快適な住環境を維持するためには、積水ハウスの24時間換気の掃除を適切に行うことが非常に重要です。

換気システムは、24時間365日休まず稼働し続けているため、フィルターには想像以上のホコリや外気に含まれる微粒子が付着しています。

これらを放置してしまうと、換気能力が低下するだけでなく、カビの発生原因になったり、室内の空気が淀んで健康に悪影響を及ぼしたりする可能性も否定できません。

私自身、住宅設備のメンテナンスについて多くの相談を受けてきましたが、特に積水ハウスのような高機能な住宅では、システムに合わせた正しいお手入れを知っているかどうかが、家の寿命や住み心地を大きく左右すると感じています。

多くの方が「フィルターの外し方がわからない」「水洗いしても大丈夫なのか不安だ」「ランプの消し方がわからない」といった悩みを抱えています。

また、高い位置にある吸気口や排気口の掃除は、危険を伴うため躊躇してしまうこともあるでしょう。

この記事では、積水ハウスの24時間換気の掃除について、初心者の方でも迷わず実践できるように、基礎知識から具体的な手順、さらにはフィルター交換のコツまでを徹底的に解説していきます。

専門的な用語も噛み砕いて説明し、必要な道具や注意点も詳しく紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただき、ご自宅のメンテナンスにお役立てください。

正しい知識でお手入れを行えば、空気は驚くほど澄み渡り、より快適な積水ハウスでの暮らしが実現するはずです。

 

 

積水ハウスの24時間換気を掃除する基本手順

ポイント

  • 自宅の換気システムの種類を把握
  • お手入れランプが点滅した時の対処法
  • 給気口フィルターの外し方と洗浄
  • 天井の排気口に溜まるホコリを除去
  • 適切なメンテナンスの頻度と時期

 

自宅の換気システムの種類を把握

積水ハウスの24時間換気を掃除するにあたって、まず最初に行うべきことは、ご自宅に設置されている換気システムの種類を正確に把握することです。

積水ハウスの住宅には、建築時期や建物の仕様に合わせて様々な換気システムが採用されています。

代表的なものとしては、「アメニティー換気システム」シリーズや「ハイブリッド換気システム」、さらには全館空調システムである「スマートエアーズ」などが挙げられます。

それぞれのシステムによって、フィルターの位置や形状、取り外し方、そして推奨されるお手入れ方法が異なります。

例えば、天井埋込型の熱交換換気システムであれば、天井にあるメンテナンスカバーを開けて熱交換素子やフィルターを取り出す必要があります。

また、壁付け型の給気口であれば、壁面のパネルを取り外してフィルターを清掃することになります。

自分の家のシステムがどれに該当するかを知らずに作業を進めてしまうと、無理に部品を外そうとして破損させてしまったり、元に戻せなくなってしまったりするリスクがあります。

確認方法としては、引き渡し時に受け取った取扱説明書を見るのが最も確実です。

説明書の表紙や仕様ページには、換気システムの正式名称や型番が記載されています。

もし手元に説明書がない場合は、換気システムのコントローラー(リモコン)に記載されている型番を確認するか、天井や壁にある換気ユニット本体の銘板シールをチェックしてみてください。

積水ハウスのオーナー様専用サイトでも、建物の仕様を確認できる場合がありますので活用すると良いでしょう。

また、換気方式には大きく分けて「第一種換気」と「第三種換気」があります。

第一種換気は給気と排気の両方を機械で行うタイプで、熱交換素子など複雑な部品が含まれていることが多く、メンテナンス箇所も複数にわたります。

一方、第三種換気は排気のみを機械で行い、給気は自然に行うタイプで、各部屋にある給気口のフィルター掃除がメインとなります。

この違いを理解しておくだけでも、掃除の全体像がイメージしやすくなり、効率的に作業を進めることができるようになります。

システムの種類が特定できれば、必要な交換フィルターの型番も事前に調べることができます。

掃除を始めたものの、フィルターがボロボロで再利用できなかったという事態を避けるためにも、事前の確認作業は非常に重要です。

まずは焦らず、ご自宅の換気システムと向き合い、どのような構造になっているのかを確認するところから始めましょう。

積水ハウス

 

お手入れランプが点滅した時の対処法

日々の生活の中で、ふと換気システムのコントローラーを見ると、「お手入れ」や「フィルター」といったランプが点滅していることに気づくことがあります。

このランプの点滅は、故障の合図ではなく、一定期間の運転時間が経過したことを知らせるサインです。

積水ハウスの24時間換気を掃除するタイミングを教えてくれる便利な機能ですので、見逃さずに適切な対応を行う必要があります。

ランプが点滅したら、まずは慌てずに取扱説明書でリセット方法を確認することをおすすめします。

基本的には、フィルターの掃除や交換を行った後に、リセットボタンを長押しすることで点滅が解除され、次の積算時間のカウントが始まります。

しかし、掃除をする前にリセットしてしまうと、フィルターが汚れたまま運転を続けることになり、換気効率の低下や故障の原因につながるため注意が必要です。

具体的な手順としては、まず換気システムの運転を一時停止します。

多くのシステムでは、安全のためにメンテナンス中は電源を切ることが推奨されています。

その後、各所のフィルター掃除や交換を行い、全てを元の位置に戻してカバーを確実に閉めます。

そして再度運転を再開し、コントローラーのリセットボタンを(機種によりますが3秒以上など)長押しして、ランプが消灯することを確認します。

機種によっては、「お手入れ」ランプと「異常」ランプが別に設けられている場合があります。

もし、掃除をしてリセット操作を行ってもランプが消えない、あるいは点滅の仕方が通常と異なる(速い点滅など)場合は、何らかのエラーが発生している可能性があります。

そのような時は、無理に操作せず、エラーコードが表示されていないか確認し、積水ハウスのカスタマーセンターへ問い合わせるのが賢明です。

また、このお手入れランプの点灯サイクルは、あくまでメーカーが設定した標準的な期間に基づいています。

立地条件(交通量の多い道路沿いや畑の近くなど)によっては、ランプが点灯する前にフィルターが目詰まりしてしまうこともあります。

ランプは一つの目安として捉え、汚れが気になる場合は点灯していなくてもこまめに掃除を行うことが、清潔な空気環境を保つ秘訣です。

逆に、ランプが点いたからといって、必ずしもフィルターを交換しなければならないわけではありません。

洗浄して再利用できるタイプであれば、しっかりと洗って乾かせば使い続けることが可能です。

このランプ機能は、忙しい日常の中で忘れがちなメンテナンス時期を思い出させてくれる大切なパートナーです。

点滅を面倒だと感じずに、「家が深呼吸したがっているサイン」だと捉え、積極的にメンテナンスに取り組むきっかけにしてください。

定期的なリセット習慣がつくと、不思議と家への愛着も増していくものです。

 

給気口フィルターの外し方と洗浄

積水ハウスの24時間換気を掃除する作業の中で、最も頻度が高く、かつ重要なのが給気口フィルターのお手入れです。

給気口は外の新鮮な空気を取り入れる入り口であり、ここのフィルターは外気に含まれる花粉、土埃、PM2.5、排気ガスなどの汚れを一身に受け止めています。

そのため、数ヶ月放置するだけですぐに真っ黒になり、目詰まりを起こしてしまうのです。

まずは給気口のカバーを取り外します。

壁付けタイプの場合、カバーを手前に引くか、少し回転させることでロックが外れる仕組みになっていることが一般的です。

無理に力を入れるとプラスチック部品(ツメ)が割れてしまう恐れがあるため、構造をよく見て慎重に作業してください。

カバーを外すと中にフィルターがセットされていますので、これを取り出します。

取り出したフィルターの掃除方法は、汚れの程度によって使い分けます。

軽いホコリ程度であれば、掃除機で吸い取るだけで十分です。

この際、掃除機のノズルをブラシタイプに変えると、フィルターの繊維に入り込んだ細かいホコリもかき出しやすくなります。

力を入れてゴシゴシ擦るとフィルターが毛羽立ったり破れたりするので、優しく吸い取るように心がけましょう。

汚れがひどい場合や、排気ガスによる黒ずみが気になる場合は、水洗いが効果的です。

ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、その中でフィルターを優しく押し洗いします。

ここでも、もみ洗いやねじり絞りは厳禁です。

フィルターの形状が崩れると、隙間から汚れた空気が侵入してしまう原因になります。

汚れが浮き出てきたら、洗剤が残らないように十分にすすぎを行ってください。

洗浄後は、タオルなどで挟んで水分を吸い取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所でしっかりと陰干しします。

生乾きの状態でセットしてしまうと、カビや雑菌が繁殖し、部屋中に嫌なニオイを撒き散らすことになりかねません。

完全に乾いたことを確認してから、元の位置に戻しましょう。

また、最近の積水ハウスの換気システムには、高性能な微粒子除去フィルター(PM2.5対応など)が採用されているケースも増えています。

これらの特殊フィルターの中には、水洗いが不可で、使い捨て(交換専用)のものもあります。

水洗いしてしまうと機能が失われる可能性があるため、必ずフィルターの枠や説明書に記載されている「水洗い可・不可」の表記を確認してください。

洗えないタイプの場合は、掃除機でのホコリ除去のみに留め、汚れが目立ってきたら新品に交換するのが正解です。

給気口は各部屋に設置されていることが多いため、家全体で数個から十数個のフィルターを掃除することになります。

一度に全てやろうとすると大変ですので、「今週は1階、来週は2階」というように分けて行うのも、無理なく続けるコツと言えるでしょう。

 

天井の排気口に溜まるホコリを除去

給気口と同様に忘れてはならないのが、室内の汚れた空気を吸い込む「排気口」の掃除です。

積水ハウスの住宅では、天井や壁の高い位置に排気口が設置されていることが多く、普段の視界に入りにくいため、つい見落としがちになります。

しかし、排気口には室内の綿ボコリや衣類の繊維、キッチンからの油煙などが吸い寄せられ、驚くほど汚れが溜まりやすい場所なのです。

排気口の掃除を怠ると、換気システムが空気を吸い込む力が弱まり、計画的な換気が行えなくなります。

その結果、室内の湿気が排出されずに結露の原因になったり、ハウスダストが滞留しやすくなったりします。

また、溜まったホコリが湿気を吸って重くなり、ある日突然、塊となって落下してくるという事態も起こり得ます。

掃除の手順としては、まず排気口の表面カバー(ルーバー)に付着したホコリを掃除機で吸い取ります。

高い場所にあるため、掃除機の延長パイプやハンディモップを活用すると便利です。

表面のホコリを取ったら、カバーを取り外して内部のフィルターやファン周りの掃除を行います。

カバーの外し方は機種によりますが、指でつまんで引き下ろすタイプや、ワイヤー状のバネ(Vバネ)で固定されているタイプが多いです。

内部にフィルターがある場合は、給気口と同様に掃除機で吸うか、水洗いをします。

排気口のフィルターは、室内のホコリをキャッチするためのプレフィルターとしての役割が大きいため、比較的目が粗く、丈夫な素材でできていることが多いです。

そのため、水洗いでスッキリと汚れを落としやすいのが特徴です。

油汚れが付着している場合は、台所用の中性洗剤を少し濃いめに使うと綺麗に落ちます。

カバー自体も水洗いが可能であれば、お風呂場などでシャワーを使って丸洗いすると効率的です。

格子状の部分には細かいホコリがこびりついていることがあるので、使い古した歯ブラシなどを使って隅々まで汚れを落としましょう。

洗った後は、水気をよく拭き取り、完全に乾燥させてから取り付けます。

排気口の掃除で特に注意したいのは、高所作業であるという点です。

脚立や踏み台を使用する際は、必ず安定した場所に設置し、無理な姿勢で作業をしないようにしてください。

また、取り外したカバーやフィルターを落下させないよう、慎重に扱うことも大切です。

ホコリが舞い散る可能性があるため、マスクを着用し、家具などには事前に新聞紙やビニールシートを被せておくと、後の掃除が楽になります。

 

適切なメンテナンスの頻度と時期

積水ハウスの24時間換気の掃除を行う上で、「どれくらいの頻度でやればいいのか」という疑問を持つ方は非常に多いです。

メーカーが推奨する標準的なメンテナンス時期はありますが、実際の汚れ具合は、家族構成、ライフスタイル、周辺環境によって大きく異なります。

そのため、自分の家に合った適切なサイクルを見つけることが大切です。

一般的に推奨されている目安としては、以下のようなスケジュールが挙げられます。

  • 1ヶ月に1回:給気口・排気口の表面のホコリ取り(掃除機での吸引)。
  • 3ヶ月〜半年に1回:フィルターを取り外しての本格的な掃除(水洗いなど)、お手入れランプ点灯時の対応。
  • 1年〜2年に1回:熱交換素子など本体内部の点検・清掃(第一種換気の場合)。
  • 1年〜2年ごと:消耗したフィルターの新品への交換。

特に、春先の花粉シーズンや、台風が多い時期の後は、フィルターが急激に汚れる傾向があります。

花粉や黄砂をブロックしてくれたフィルターは、その役目を果たす分だけ目詰まりも早くなります。

ですので、花粉シーズンが終わる5月〜6月頃や、年末の大掃除の時期に合わせて、念入りなメンテナンスを行うのが効率的です。

また、キッチンに近い排気口や、人が多く集まるリビングの換気口は、他の部屋よりも汚れが早く溜まります。

「全部の部屋を同じタイミングでやる」と決めつけず、汚れやすい場所は毎月チェックし、あまり使っていない部屋は3ヶ月に1回にするなど、場所ごとに頻度を変えるのも賢い方法です。

無理のない範囲でルーティン化することが、長く続けるためのコツです。

メンテナンス時期を管理するために、カレンダーやスマートフォンのリマインダー機能を活用するのもおすすめです。

また、フィルター交換を行った日付をマスキングテープなどに書いて、換気口のカバーの内側に貼っておくと、次回いつ交換すればよいかが一目でわかり便利です。

積水ハウスのオーナー向けアプリやサイトを利用している場合は、そこからメンテナンス情報の通知が来ることもありますので、設定を確認してみると良いでしょう。

適切な頻度で掃除を行っていれば、換気システムへの負担も減り、故障のリスクを下げることができます。

何より、常に新鮮な空気が循環する家は、住む人の心身の健康にも良い影響を与えてくれるはずです。

「汚れてからやる」のではなく、「汚れる前に予防する」という意識で、定期的なメンテナンスを心がけていきましょう。

 

 

積水ハウスでの24時間換気の掃除と交換のコツ

ポイント

  • フィルターを水洗いする際の注意点
  • 汚れが酷いなら新品へ交換を検討
  • 高所のカバーは安全に配慮して扱う
  • 換気口からの虫の侵入を防ぐ工夫
  • 専門業者へクリーニングを依頼する場合
  • 積水ハウスの24時間換気を掃除して整える

 

フィルターを水洗いする際の注意点

積水ハウスの24時間換気を掃除する際、フィルターの水洗いは非常に効果的な手段ですが、いくつかの重要な注意点を守らないと、逆にフィルターを傷めてしまう原因になります。

フィルターは繊細な繊維で構成されており、静電気の力を利用して微粒子を吸着しているタイプもあります。

乱暴な扱いは性能低下に直結するため、正しい洗い方をマスターしましょう。

まず、洗剤の選び方ですが、基本的には「中性洗剤」を使用してください。

アルカリ性や酸性の洗剤、あるいは漂白剤などは、フィルターの素材(不織布や樹脂など)を劣化させたり、変色させたりする恐れがあります。

台所用の中性洗剤をぬるま湯(30度〜40度程度)に薄めて使うのが最も安全で効果的です。

熱湯を使うと、プラスチック枠が変形したり、フィルター繊維が収縮したりすることがあるため避けてください。

洗い方のコツは、「押し洗い」または「振り洗い」です。

ブラシでゴシゴシ擦ると、表面の繊維が毛羽立ち、フィルターの目が詰まりやすくなったり、捕集効率が落ちたりします。

洗剤液の中で優しく上下させたり、手のひらで軽く押したりして汚れを浮かせましょう。

特に汚れがひどい場合は、洗剤液に10分〜20分ほど浸け置きしてから洗うと、力を入れなくても汚れが落ちやすくなります。

すすぎは洗剤成分が残らないように十分に行ってください。

洗剤が残っていると、乾燥後にフィルターが目詰まりしたり、再稼働した時に変なニオイがしたりする原因になります。

シャワーの水圧を利用して、フィルターの裏側(空気が出ていく側)から水を当てると、詰まっていた汚れが押し出されて綺麗になります。

乾燥については、必ず「陰干し」を徹底してください。

直射日光やドライヤーの温風を当てると、紫外線や熱によってフィルターが劣化し、ボロボロと崩れてしまうことがあります。

タオルで優しく挟んで水気を取り、風通しの良い日陰で時間をかけて乾かします。

急いでいるからといって、生乾きのままセットするのは絶対にNGです。

湿ったフィルターはカビの温床となり、換気システムを通じてカビの胞子を部屋中にばら撒くことになってしまいます。

また、フィルターによっては、水洗いすることで特殊な加工(帯電加工や抗菌加工など)が落ちてしまうものもあります。

取扱説明書に「水洗い不可」と書かれている場合は、掃除機での吸引のみにするか、新しいものに交換するしかありません。

自己判断で洗ってしまわないよう、必ず仕様を確認してから作業に入ることが大切です。

 

汚れが酷いなら新品へ交換を検討

いくら丁寧に掃除をしていても、フィルターは消耗品であるため、いずれは寿命を迎えます。

「まだ使えるかも」と無理に使い続けるよりも、適切なタイミングで新品に交換した方が、換気システムの性能を最大限に発揮でき、結果的に電気代の節約や空気環境の改善につながります。

では、どのような状態になったら交換を検討すべきなのでしょうか。

交換の目安となるサインはいくつかあります。

まず、水洗いをしても黒ずみや変色が落ちない場合です。

これは微細な汚れが繊維の奥深くまで入り込んでいる証拠であり、通気性が著しく低下している可能性があります。

次に、フィルター自体に破れ、縮み、型崩れ、毛羽立ちが見られる場合です。

形状が崩れると、フィルターと枠の間に隙間ができ、そこから汚れた空気が素通りしてしまいます。

一般的に、給気口などのフィルターの交換目安は、メーカー推奨で1年〜2年とされていることが多いです。

しかし、交通量の多い道路沿いの家や、周辺で工事が行われている場合などは、半年程度で交換が必要になることも珍しくありません。

「洗ってもスッキリしないな」「最近、換気の音が大きくなった気がする」と感じたら、交換時期が来ている可能性が高いです。

交換用のフィルターを入手する方法ですが、積水ハウスのオーナー専用サイト(ネットオーナーズクラブなど)内のオンラインショップを利用するのが最も確実です。

そこで自宅の換気システムの型番を入力すれば、適合する純正フィルターを簡単に探すことができます。

また、ホームセンターやAmazon、楽天などのECサイトでも、型番さえ分かれば互換品を含めて購入できる場合があります。

ただし、互換品を使用する場合は、サイズや性能(PM2.5対応など)が純正品と同等であることをよく確認し、自己責任で使用する必要があります。

フィルターを購入する際は、送料などを考慮して、数回分をまとめて買っておく「ストック購入」がおすすめです。

手元に予備があれば、「汚れたな」と思った時にすぐに交換でき、掃除のハードルも下がります。

また、標準フィルターよりも高性能な「アレルゲン除去フィルター」や「NOx除去フィルター」などがオプションで用意されている場合もあります。

家族に花粉症の人がいる場合などは、交換のタイミングでより高機能なフィルターへのグレードアップを検討してみるのも良いでしょう。

新品の真っ白なフィルターに交換した瞬間の気持ちよさは格別です。

そして、そのフィルターを通して入ってくる空気は、明らかに新鮮で澄んでいるように感じられるはずです。

掃除と交換を適切に使い分け、常にベストな換気状態を維持しましょう。

 

高所のカバーは安全に配慮して扱う

積水ハウスの24時間換気の掃除において、最大の難関とも言えるのが、天井や吹き抜けなどの「高所」にある換気口のメンテナンスです。

一般的な天井高であれば脚立で届きますが、吹き抜けの高い位置に設置されている場合などは、簡単には手が届きません。

無理をして掃除を行おうとすると、転倒や落下による大怪我につながるリスクがあり、大変危険です。

自分で作業を行う場合は、まず足場の安全確保を最優先に考えてください。

使用する脚立は、ガタつきがなく、ストッパーが付いているものを選びましょう。

椅子や箱を積み重ねて台にするのは絶対にやめてください。

また、フローリングの上で脚立を使う際は、床を傷つけないように脚カバーを付けたり、滑り止めマットを敷いたりする配慮も必要です。

高所作業中は、上を向いての作業になるため、バランスを崩しやすくなります。

また、カバーを外した瞬間に溜まっていたホコリが目に入ってくることもあります。

安全のために、必ず保護メガネやマスクを着用し、汚れても良い服装で行いましょう。

可能であれば、一人で作業せず、家族に脚立を支えてもらうなど、二人体制で行うのが理想的です。

吹き抜けなどの極端に高い場所にある換気口については、無理に自分で掃除しようとしない判断も重要です。

積水ハウスの設計段階で、メンテナンス用のキャットウォーク(点検通路)がある場合は良いですが、そうでない場合は、高所用の掃除モップ(長い柄のついたもの)を使って表面のホコリを払う程度に留めておくのが無難です。

フィルターの交換など、どうしても直接触れる必要がある作業については、プロの業者に依頼することを強くおすすめします。

最近の換気システムでは、メンテナンス性を考慮して、フィルターボックスを手元の低い位置(壁面など)に設置しているタイプも増えています。

しかし、古いタイプや設置条件によっては、どうしても高所作業が必要になるケースがあります。

「安全第一」を肝に銘じ、自分の手に余ると感じたら、迷わず専門家の力を借りるようにしてください。

怪我をしてしまっては、元も子もありません。

また、カバーを取り外す際や取り付ける際、プラスチック部品を落下させて破損させないように注意が必要です。

万が一落として割れてしまうと、部品取り寄せに時間がかかり、その間換気口がむき出しになってしまいます。

取り外した部品は、ポケットに入れるのではなく、肩掛けバッグやウエストポーチなどに入れて昇り降りすると、両手が空いて安全に作業ができます。

 

換気口からの虫の侵入を防ぐ工夫

「積水ハウス 24時間換気 掃除」を検索する方の中には、換気口フィルターを掃除しようとして、虫の死骸が大量に出てきて悲鳴を上げた経験がある方もいるのではないでしょうか。

換気システムは外気を吸い込むため、どうしても小さな虫(コバエやユスリカなど)を一緒に吸い込んでしまうことがあります。

これは換気機能が正常に働いている証拠でもありますが、掃除のたびに不快な思いをするのは避けたいものです。

虫の侵入を減らすための工夫として、まず給気口の外側のフード(屋外フード)を確認してみましょう。

標準的な防虫網が付いていることが多いですが、網目が粗いと小さな虫はすり抜けてしまいます。

オプションでより細かいメッシュの防虫網に変更したり、後付けの防虫フィルターを屋外フードの内側に設置したりすることで、侵入を大幅にブロックできます。

また、積水ハウスでは「サイクロン式給気フード」などの、虫やゴミを遠心力で分離して侵入を防ぐ高機能な部材が採用されている場合もあります。

自分の家の給気フードがどのようなタイプか確認し、もし虫の侵入が多いようであれば、リフォーム部門やカスタマーセンターに相談して、より防虫性能の高いフードへの交換を検討するのも一つの手です。

室内側の対策としては、フィルター掃除の頻度を上げることで、虫の死骸が溜まるのを防ぐしかありません。

しかし、掃除の際の精神的ダメージを減らすために、使い捨てのプレフィルター(不織布シートなど)を正規フィルターの手前に挟んでおくという裏技もあります。

これなら、掃除の時はそのシートを丸めて捨てるだけで済み、正規のフィルターに虫が直接付着するのを防げます。

ただし、あまり厚手のものを重ねると換気量が落ちてしまうため、通気性を損なわない専用品や薄手のものを選ぶようにしてください。

また、夜間に給気口付近の外壁を照らすような照明があると、虫が集まりやすくなります。

可能であれば、換気口の近くの屋外照明を虫が寄りにくいLEDタイプに変えたり、点灯時間を調整したりすることで、吸い込まれる虫の絶対数を減らすことができるかもしれません。

虫の問題は、自然豊かな環境にある家ほど深刻になりがちです。

完全にゼロにすることは難しいですが、物理的なガードと環境的な対策を組み合わせることで、ストレスを大幅に軽減することは可能です。

快適な空気を取り入れつつ、招かれざる客(虫)はシャットアウトできるよう、できることから対策を講じてみましょう。

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専門業者へクリーニングを依頼する場合

日頃のフィルター掃除は自分で行えても、本体内部の熱交換素子やダクト(配管)の中までは、素人が手を入れることは困難です。

長年住んでいると、どうしても手の届かない部分に汚れが蓄積してきます。

また、高齢世帯や共働きで忙しい世帯、あるいは高所作業が不安な場合など、無理に自分でやろうとせず、専門業者へクリーニングを依頼するのが賢明なケースも多々あります。

積水ハウスには、オーナー向けのメンテナンスサービスを提供するグループ会社(積水ハウスリフォームなど)や提携業者が存在します。

まずは、積水ハウスのカスタマーセンターに相談し、メーカー公式のメンテナンスサービスを紹介してもらうのが最も安心です。

公式サービスであれば、自社の換気システムの構造を熟知しているため、分解洗浄や部品交換もスムーズに行ってくれますし、万が一のトラブル時の保証もしっかりしています。

費用については、換気システムの種類や台数、作業範囲によって大きく異なりますが、一般的なハウスクリーニング業者に依頼する場合、換気口1箇所あたり数千円〜、全熱交換器本体の分解洗浄で数万円〜が相場となります。

メーカー公式の場合はもう少し高くなる傾向がありますが、その分、点検も兼ねて行ってくれる安心感があります。

見積もりは無料であることが多いので、まずは相談して概算費用を確認してみると良いでしょう。

依頼するタイミングとしては、新築から5年〜10年目が一つの目安です。

また、「掃除しても異音が直らない」「吹き出し口から黒い粉が落ちてくる」「カビのようなニオイが取れない」といった症状が出た場合は、内部が汚染されている可能性が高いため、早急にプロに見てもらうべきです。

業者に依頼するメリットは、単に綺麗になるだけでなく、システムの健康診断ができる点にもあります。

モーターの劣化具合やダンパーの動作確認など、素人では分からない不具合の予兆を見つけてくれることもあります。

プロによる徹底的なクリーニングを行えば、換気風量が新築時のように回復し、家全体の空気環境が劇的に改善することもあります。

自分でやるメンテナンス(日常清掃)と、プロに任せるメンテナンス(定期点検・分解洗浄)。

この2つを上手に使い分けることが、積水ハウスという資産価値を維持し、長く快適に住み続けるための秘訣です。

「お金がかかるから」と敬遠せず、必要経費として割り切り、数年に一度はプロの手を入れることを検討してみてください。

 

積水ハウスの24時間換気を掃除して整える

ここまで、積水ハウスの24時間換気を掃除する方法や注意点について詳しく解説してきました。

最後に、なぜ私たちがこれほどまでに換気システムのメンテナンスに気を配るべきなのか、その本質的な意味について触れておきたいと思います。

24時間換気システムは、単に空気を入れ替えるだけの機械ではありません。

それは、シックハウス症候群の原因となる化学物質を排出し、結露やカビの発生を抑えて建物を守り、そして何より、そこで暮らす家族の健康を24時間体制で守り続けている「家の肺」とも呼べる存在です。

その肺が汚れて詰まってしまえば、家全体が呼吸不全に陥ってしまいます。

掃除をサボってしまうと、アレルギー症状が悪化したり、カビ臭さに悩まされたりといった直接的な被害だけでなく、冷暖房効率の低下による光熱費の無駄使いといった経済的なデメリットも発生します。

逆に言えば、適切に掃除を行い、フィルターを綺麗に保つことは、家族の健康を守り、家の寿命を延ばし、家計を助けることにも繋がるのです。

「掃除は面倒だ」と感じることもあるでしょう。

しかし、フィルターを洗って真っ白になった時の爽快感や、リセットされた換気システムが静かに、力強く動き出した時の安心感は、何物にも代えがたいものです。

積水ハウスという高品質な住宅に住んでいるからこそ、その性能を100%引き出すためのメンテナンスには、こだわりを持つ価値があります。

この記事で紹介した手順を参考に、まずはできるところから、例えば「今週末は給気口のフィルターだけ見てみる」といった小さな一歩から始めてみてください。

その小さな積み重ねが、きっとあなたの暮らしをより豊かで快適なものにしてくれるはずです。

澄んだ空気に満たされた我が家で、深呼吸する心地よさを、ぜひ体感してください。

 

記事のまとめ

  • 換気システムの種類と型番を最初に確認する
  • お手入れランプは掃除後に必ずリセットする
  • 給気口フィルターは掃除機と水洗いで清潔にする
  • 水洗いの際は中性洗剤とぬるま湯を使用する
  • フィルターは必ず陰干しで完全に乾かす
  • 生乾きでの取り付けはカビの原因になるため避ける
  • 水洗い不可の高性能フィルターもあるため注意する
  • 排気口のホコリは換気効率低下の主原因となる
  • 高所作業は安全第一で無理なら業者に頼む
  • フィルター交換の目安は汚れや破損が見られた時
  • 純正フィルターはオーナー専用サイトで購入可能
  • 虫対策には防虫網やプレフィルターが有効
  • 5年〜10年に一度はプロによる内部洗浄を検討する
  • 定期的なメンテナンスが家族の健康と家の寿命を守る
  • 掃除を習慣化して積水ハウスの快適性を維持する